FAQ
Q.発達障がいって?
発達障がいとは、自閉症・学習障害(LD)・注意欠如/多動性症候群などの、原因は明確ではないものの、脳に何らかの器質的障害が存在しているために、心身の発達において困難性を持つタイプの障害です。
ただ、「発達をしない」のではなく、「発達はする」が、よりよい発達を促す為に「何らかの支援が必要である」という点が重要です。
発達障がいの共通点
- 脳に何らかの機能不全が考えられること
⇒どの領域かによって特徴は様々な形ででてきます。 - 先天的な障害であるということ
⇒親のしつけが原因ではありません。 - 同じ障害でも状態は様々であること
⇒能力や行動特徴には偏りがあります。
そのため、「個人」にあわせたオーダーメイドの関わりなどが必要なことです。 - 状態・気持ち・体験の共感的理解が困難であること
⇒なるべく自分自身の体験や経験に当てはめる工夫が必要です。 - スペクトラム障害という観点で捉えられている
⇒それぞれの障害の特徴というのは、重なり合っている部分が多いのが特徴です。別個に特徴を捉えるのではなく、連続性のあるものとして捉えていく発想です。その連続性は、従来では健常児といわれていた子供との間にも存在します。
Q.施設の利用方法がわかんない。
受給者証の申請はお済みでしょうか?
施設支援を希望の場合、まずはお住まいの地域の役場、役所にて支援費の認定が必要となります。
まずは、市役所・区役所・役場の福祉課へご相談ください。
また、受給者証を既にお持ちの方は、直接利用を希望される施設にお問い合わせていただくか、お住まいの地域の地域の相談支援センターへご相談ください。
相談支援センターには、相談支援専門員がおり、皆さんの相談内容に合わせて社会資源の利用(施設・作業所・療育機関など)をコーディネートします。
Q.発達障がい者支援センターで、どんな支援が受けられるの?
発達障がい者支援センターでは、相談支援、発達支援、就労支援、啓発・研修の4つのサービスを提供します。
アセスメント(各種検査)を実施後、5回を基本に行動面での観察を含めた発達支援を実施します。その後、検査結果と行動観察を踏まえて報告書を作成、学校や各種機関に報告し、その後の支援を検討します。
地域支援では、学校・幼稚園・施設などへの情報提供や、協力などを行います。
他機関との連携を図り、お住まいの地域で必要な支援が受けられる社会の創造を目指します。
地域療育等支援センターには、専門のコーディネーターがおり、皆さんの相談内容に合わせて社会資源の利用(施設・作業所・療育機関など)をコーディネートします。
Q.利用料金は?
原則として、費用は発生しませんが、実支援をご利用の際は、負担金が発生します。各支援センターの費用は下記のとおりになります。
- ●福岡県発達障がい者支援センター「ゆう・もあ」
原則として費用はかかりません。 - ●障がい者支援センター「くれそん」
原則として費用はかかりません。 - ●障害福祉サービス事業、訪問介護事業「田川支援センター おあしす」
相談に関する費用はかかりません。実支援(ホームヘルパーの利用)をご利用になられた際には、負担金がございます。負担金は、利用時間や収入の状況により変化いたします。詳しくは、当センター、もしくは役所へお問い合わせください。 - ●障害者就業・生活支援センター「じゃんぷ」
原則として費用はかかりません。